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:::mido :::

考える。心の中をぶつぶつと整理。思ったことや感じたことを、撮りだめ、書き留めていく場所、伝える場所。

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韓国近況⑥

【2015年韓国wwoof旅】

台湾に帰ってきて、何かとバタバタ、あっという間に一日が終わり、一週間が経ってしまう。
ーーーーー今回、韓国に一ヶ月と少し行ったけれど、元々済州島に行く予定はなかった。Facebookで、カンジョン村でピースウォークがあるということは、なんとなーく知っていたけれど、遠いし他の予定もあるからなぁと思っていた。でも実際韓国に着いて、カンジョンのお友達から「おいでよ!来てよ!会おうよ!」と連絡をもらったこと、二月に台湾でイベントやシンポジウムをし、「沖縄、済州島、台湾」で一緒に「平和の島連帯頑張ろう!」と言っていたのに、「あれ、その勢いはどこいったー?感」が自分の中にあって、それが少し嫌だったり、去年Eaphetのスタディーツアーではじめて行って、どんどん海軍基地の建設が進む現場をみて、いまどうなっているのか、これからどうなるのか、どうするのか、知りたかったりもっといろんな人たちともう少し考えたかった。というわけで、だったら、せっかく韓国にいるのだし、航空券も買えないほど高いわけではないし、「行こう!」と急遽行くことに決めた。
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急遽行くことを決めたので、最後の数日間しか参加できなかったし、歩けなかったけれど、その数日間でもいろんな人に出会えて嬉しかったしとても楽しくて、本当に沢山笑った数日間だった。それから、私がまだ高校三年生の頃、一番はじめに、知り合った台湾人の友人も来ていて、「台湾でこれからどういう行動を起こしていけばいいんだろう。」とか、「平和についてって漠然としているけど大切な議題で、それをどう台湾に帰ってから台湾社会で展開していくか」「沖縄キャンプにどうやって人を誘うか」、歴史教科書問題や日本の安保法制についてなどを話せて、二月の時、「平和の島連帯」というけれど、台湾はどう関わりをもっていこうとか、どう人を巻き込んでいこうと、頭を悩ましていた問題たちが、ほんの少しずつだけれど一歩一歩前に進めている気がして嬉しかった。それから、日本語中国語、簡単な韓国語を通訳したりと、「本当に中国語が話せなかった時の私」を知っている人に通訳していることがなんだか自分も相手も不思議だった。
ピースウォークには、活動家の人々、大学の教授や、普通の家族連れ、大學生、オルタナティブスクールの先生や学生達、それから俳優さん、いろんな人たちが参加していた。約一週間かけて東と西に分かれて歩き体育館で寝泊まりし日に焼けて真っ黒になりながら、最終日にゲート前で西と東が交わったときの感動は、途中からしか歩いていない私が感じたものよりもっともっと大きくて比べ物にならない、きっとものすごいものだろう。行進が終わったあとの、音楽祭は、本当に、本当にたくさんの笑顔が溢れていた。音楽祭が始まるまで、歩いて港の方に行ってきた。確か、去年木があったと思うところは、工事の壁に変わっていたり、去年より海の上のコンクリートが増えていて悲しい光景だった。綺麗で気持ちのよい水と空気が流れる川と海がある場所が、どんどん姿を変えられていっていた。基地や軍事の問題について話すとき、「それは国家の安全に関わる問題だから難しい問題だ。」とか「簡単にNOとは言えない」という言葉を聞く。簡単にNOと「言ってはいけない」のだろうか…。でもこれは、原発事故や放射能のこと、原発の話しのときにも言えることだと思う。もしかしたらここでも、その「言ってはいけない空気」というものを、自らがつくり出しているのではないだろうか。国家や大企業によって「公共の利益」と言う名の下に、すすめられてきたことが、あちこちの地域で、コミュニティーの分断と破壊をもたらしている。その土地の人々の生活やコミュニティーの分断や破壊をしておいて、なにが公共の利益や国家の安全だって感じだし、単純に、自然を壊さないでほしい。綺麗な海を壊さないでほしい。戦争はいやだ、ダメだ、戦争に荷担したくない、というような思いで、なぜ嫌なのかという理由へは十分な気がする。相手にどう思われるかとか何を言われるかということは正直考えるし怖いときもある。だけど、そのことの前に自分がどう考えて、どう自分の言葉で思っていることを具体的に語るか、伝えるかがもっともっと大切な気がすると、カンジョン村で、そして台湾に帰ってきた数日間ぶつぶつ考えていた。
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なんだかんだと、お金や時間を言い訳にしていたけれど、最終的に行ってよかった。そしてカンジョン村へ行くまで、そんな言い訳をしながら、沖縄キャンプも行かないつもりだった。行かずに、いまおきていることを知ろうともせず、なにかをうったえ続けている人の声を聞こうともせず、自由の森やEaphetで学んできたことややってきたことに、ピリオドを打って、やること適度にやって卒業して働いてそこそこお金稼いで、、、そんな風になりかけていたし、なっていたかもしれない。だけど、やっぱりカンジョンにも沖縄にも行くことにした。もっと日本、台湾、韓国、東アジアのこと、沖縄のこと、知りたい、いろんな場所から来たたちと一緒に考えたいと思ったし、もっと知らないと、考えないとって思った。なにより、沖縄の人にも韓国の人にもまた会いたいし、そんな風に生きる自分を想像したらとても気持ちわるくて、気がついたら9月に会う約束をしていたし、航空券を探していた。卒業制作やバイト、やることはたくさんあるけれどやることやりつつ、しっかり準備して学びたいとか知りたい一緒に考えたいという、もやもやとした直感的な考えも大切にしながら、9月沖縄キャンプに行ってこようと思う。
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あぁ、長くなってしまった!